介護職種受入企業様の声
『言葉や宗教は違えど人間同士のつながりですので、受け入れに不安はありませんでした。外国人に介護を教える経験を、今しておくことで今後に活かされると思います。』
社会福祉法人 鶴翔福祉会 様
- 受入企業
- 社会福祉法人 鶴翔福祉会
- 事業内容
- 介護福祉事業
- 受入職種
- 介護職種(介護作業)
- 受入国
- インドネシア
- 受入時期
- 2019年〜
当組合の対応について
もともとの日本語のレベルが高く、実習生の志も高くて日本語能力検定を受けたいといった希望もありましたが、目指すレベルがN2/N3レベルとなるため日本語を指導することについては専門的な知識が必要となりました。ですので監理団体で行っている日本語教師有資格者の方のオンライン学習はとても助かっております。今回の日本語能力試験ではN2:2名、N3:1名合格することができました。
なぜ実習生を受入れたのか
平成25年から普通科の高校生の受け入れの開始をしましたが、少子化の波が強くなってきたことで新たな方法を模索しておりました。EPAや技能実習制度の拡充などもあり外国人材の採用に目を向けるようになり、今後将来的な外国人材の採用を見据え、技能実習生に技術移転の経験をすることを考えました。
実習生を受入れての感想
実習生は明るく対応をしていることから利用者様にとても好かれております。
高齢者の言葉・方言に悩むことはあるようですがわからないことがあればすぐに質問をしてくれるので助かります。最初は色々と心配なこともありましたが、今では日本人職員と変わりがないくらい馴染んでおります。
受入れに苦労、心配されたこと
まずは、監理団体を探すといったことに苦慮しました。当初は留学生での受入予定であったが上手くいかなかったり、N3の候補者が複数いるといって現地視察にいくも、N3レベルの候補者がいないといったこともあり、優良な監理団体を探すことが大変でした。実習生については、宗教の問題や冬の北海道の生活、アパートの確保等 最初は様々な心配がありましたが受入をいざしてみると、実習生のレベルも高く心配することがなくなりました。今では、日常生活は何でも各自一人でできます。
技能実習生の指導に力をいれていること
介護技術の指導はもちろんですが、実習生のサポート体制に力を入れております。女性職員を生活指導員とし、相談をしやすい環境にしています。遠い外国から離れてやってくるので、ある程度 フォローをしてあげる必要があります。また、宗教に配慮し、礼拝のスペースを確保してあげることなどをしています。