日本語オンライン学習とは
外国人が日本滞在期間中に最大限能力を発揮するためにも、日本語能力の向上が不可欠と考えます。
就業先が地方であったり、仕事の関係上休みが毎週決まった曜日ではないなど様々な理由から日本語を学ぶことを諦めてしまう外国人が多数おります。
当組合では、日本語教師有資格者を採用し 日本に来たあとも日本語教育を続けられるようにオンラインレッスンを行っております。
それぞれの用途に合わせて、数多くのカリキュラムをご準備しております。
日本語を勉強している外国人へ一言
「今、できること」「今しかできないこと」を楽しんでください !
オンラインレッスンでは、学習者が見て話しているものがこちらからは、見られないこもあるため 正しいのか否か判断に迷うこともあり、もどかしさを感じることもありますが、だからこそ一生懸命に伝えようとしてくれるといったことが一番の日本語上達の近道であり、オンラインレッスンの強味であるとも思います。
電波状態が不安定なこともよくあるので対面授業以上に反応に注意し、テキスト作成に工夫をし、テキストと口頭説明の両方を使うようにしています。
当組合オリジナル教材【はたらくひとのためのやさしい日本語】
当組合のサポートの一環として、企業配属後 約3か月間について 元東京大学日本語センター教授 二通先生監修の【はたらく人のためのやさしい日本語】を使用した、オンライン学習カリキュラムを行っております。
「職場での挨拶」「先輩社員とのコミュニケーション方法」等、職場で活用可能な実践的な講義内容となっております。
実習生の声
配属直後の時に、職場の先輩達に対しての挨拶の仕方がわからず、苦労した事があった。しかし「やさしい日本語」の授業で勉強した言葉を実際に使用して挨拶をしたところ、会社の先輩に「日本語上手だね」と褒めてもらう事ができてとても嬉しかった。今ではこのオンライン授業のおかげで日本語を話す事に自信が持てるようになった。勉強するきっかけを与えてくれてとても良かったと思います。
受け入れ企業様の声
「やさしい日本語」のオンライン授業のおかげで、実習生の職場での日本人職員達とのコミュニケーションが徐々に増えていると実感しております。毎日とても元気な挨拶をしてくれるので、職場全体が明るい雰囲気になっています。「やさしい日本語」をきっかけに実習生の日本語学習の習慣づくりにも繋がっているので、とても良いサポート内容だと思います。
技能検定・技能評価試験対策
技能実習制度において、技能実習生を対象とし、修得した技術等に対する認定に活用するため設定されたものが技能検定・技能評価試験となります。
この技能技能・技能評価試験に合格できなかった場合は、技能の習得ができなかったとして在留資格の更新(技能実習1号⇒2号、2号⇒3号)することができず、技能実習生は帰国しなければなりません。
試験科目については学科と実技があり、技能実習受入職種内容の試験となりますので、普段の実習内容を発揮できれば問題ございませんが、やはり日本語での出題となるので対策に苦慮される実習実施者様からのお声をいただきます。
さくらネットワークシステム協同組合では試験日の6ヵ月〜3ヵ月前に試験対策として、オンラインで母国語(英語・ベトナム・インドネシア)ができるスタッフと授業を行います。
試験対策の教材
試験対策の教材は技能検定の過去問題等を参考にして、さらに技能実習生の方々が分かりやすくように母国語で翻訳をしております。 試験対策授業は一週間一回、技能実習生の方々のスケジュールに合わせて行っております。
日本語能力検定対策
日本語能力試験は、日本語母語としない人ひとたちの日本語能力を測定し認定する試験です。
日本語能力試験の認定には、学校の単位・卒業資格認定や、企業での優遇、社会的な資格認定など、さまざまなメリットがあります。
特定技能外国人については、N4相当の日本語レベルでのスタートとなりますが、より高いレベルで働くために、日本語能力検定の合格を目指す方が非常に多いです。
技能実習生についても、日本実習中に資格を取得することで特定技能移行時の昇給などのスキルアップや、母国帰国後の日本語を活かした仕事への就職など可能性を広げるために、受験をされる方もいらしゃいます。
当組合では、その様なご要望に合わせたオンラインでの日本語能力検定対策も行っております。