【第18回/コラム】水際対策強化に係る新たな措置 [オミクロン株に対する水際措置の強化]
- 2021.12.01
- 海外人材事業新着情報
皆さんこんにちは!さくらネットワーク・システム協同組合 海外人材事業部の奈良岡です。
前回のコラムにて、外国人の新規入国/水際措置の緩和に関する取扱い開始 ① #ポイントについてお知らせをさせていただき、今回はポイント②をお伝えする予定でしたが、新規変異株「オミクロン株」の検出と広がりの影響から外国人の新規入国が停止となってしまいました。
今回は、新たな措置のポイントについてお知らせ致します。
ポイント1. 外国人の新規入国停止
11月30日(火)午前0時(日本時間)以降外国人の新規入国が停止されます。新規入国のために既に査証(ビザ)発給済を完了されている方についても、11月30日(火)午前0時以降は入国不可となっています。
※11月30日(火)午前0時(日本時間)前に外国を出発し、同時刻以降に到着した者は対象となりません。
ポイント2. 有効なワクチン接種証明保持者に対する行動制限緩和措置の見直し
「水際対策強化に係る新たな措置(19)」で日本が承認したワクチン接種者については隔離期間の緩和が許可されていましたが、今回の「水際対策強化に係る新たな措置(20)」により緩和措置が廃止されます。12月1日(水)午前0時(日本時間)以降の帰国者・再入国者については行動制限緩和の対象とされませんのでご注意ください。
ポイント3. 審査済証の受付、交付を停止
新規入国の外国人や、隔離緩和措置を希望する方に対して受付、発行が進められていた審査済証ですが、「水際対策強化に係る新たな措置(20)」の適用をもって停止されます。本年12月31日までの停止が予定されていますが、感染状況によっては日程が変更される可能性もありますのでご注意ください。
ポイント4. モニタリングの強化
オミクロン株に係る指定国・地域からの帰国者・入国者について、入国者健康確認センターの健康フォローアップを強化するとともに、変異株サーベイランス体制が強化されます。
ポイント5. 入国者総数の引下げ
11月26日(金)より1日あたりの入国者数が5000人まで引き上げられていましたが、こちらについては、既存の予約について配慮しつつ、上限数が抑制されます。
新規入国の停止は約1ヵ月程度を予定しており、審査済証申請の受付及び審査についても令和3年12月31日まで停止となります。
私どもとしても12月に審査済証申請を行う予定の技能実習生が数名おりましたため、大変残念な気持ちでおります。状況しだいでは、期間が短くなる可能性もありますので引き続き状況を注視して参ります。