【第9回/コラム】新型コロナウィルスにより入国できない実習生について
- 2021.09.15
- 海外人材事業新着情報
皆さんこんにちは!さくらネットワーク・システム協同組合 海外人材事業部の奈良岡です。
本日は、新型コロナウイルス影響における、当組合の取り組みについてご紹介をさせていただきます。
新型コロナウイルスの影響により、配属予定だった外国人技能実習生たちが入国できず、現地で待機状態となっています。 弊組合でも配属予定だった実習生が60人以上、出国できずに母国で待機しています。
技能実習生、企業さま双方の不安解消と現状確認もかねて、私共で行っている取り組みについてご紹介をさせていただきます。
□ 日本語オンラインレッスン
実習生は既に入国前講習を終えて、母国の自宅にて待機となっている実習生が大半となります。母国環境下では日本語を使用する機会がほとんどなく、せっかく勉強をした日本語レベルが低下しないように、定期的に日本語オンラインレッスンを行っております。
電波状況の関係もあるため自習を行いやすいカリキュラムで行っており、入国制限解除後スムーズに実習を行える環境づくりをしております。
また、オンラインレッスンの評価については実習実施企業様にもご報告をさせていただいております。
□ 実習実施企業様と技能実習生とのオンライン交流会の開催
現地面接やオンライン面接後、基本的には入国まで実習実施企業様と顔を合わせることがございません。コロナウィルスの影響により入国の目途も経たない状況となるため、双方不安な気持ちがあるかと思います。そんな不安を少しでも解消するために、定期的にオンライン交流会を行っております。画面越しとはいえ実際に顔を見合わせて話をするだけでも、母国にいる実習生たちの表情はやわらぎます。また、日本語オンラインレッスンの成果発表の場を兼ねているため、日々の勉強のモチベーションにもなります。実際に日本で再会できる日を楽しみにしながら、これからも定期的におこなっていきます。
私共も遠くない将来、技能実習生たちが元気に配属される日を心待ちにしながら日々業務を行っております。
今後も技能実習生・実習実施企業様が不安解消できるような取り組みを実施して参りたいと思っております。